2018年11月15日

10年ぶりに『リ・レイアウト』

こんにちは! 茨城県水戸市の笑顔のリフォーム専門店
エスアール浅野です。

先日お孫さんからお手紙を頂いた、お客様宅の施工事例を
ご紹介します。
始めてリフォーム工事をさせて頂いてから、かれこれ10年。
当時はレイアウトを大きく変えずに水周りをリフォームしました。
生活される方がお嬢さんご家族に変わったこともあり、当時と
使い方が異なり、以前工事させて頂いた洗面所とトイレを
『リ・レイアウト』することになりました。













これが10年前に工事をさせて頂いた既存の状態。
一旦、洗面所に入らないと、トイレに入れないという間取りでした。
以前はお一人でお住まいだった為、これでも基本的に問題の無い
ものでした。洗剤の収納も壁に埋め込んだもので十分の容量。
しかしこの間取り、ご家族の人数が変わると不便になってきます。
誰かが入浴中は、トイレに入れなくなってしまうのです(>_<)
しかも洗面所の収納能力が小さい為、モノが溢れてしまいます。

そこで今回、こんな問題を解決するため、10年振りに「リ・レイアウト」しました!

































先ずは洗面所から。
思いきって今までのトイレの入口を塞いで、水周りを90°移動。
化粧台のミラーで半分塞がっていた窓を解放することにより
薄暗かった昼間の明るさが“グン”とUP!
内装の色全部を反射率の高い『白』にした事で相乗効果が出て
います。(明るさ=清潔感は水周りに大切な要素ですからね)
洗面前のスペースを少しでも確保するため、今回は奥行45㎝の
『Panasonic C-Line』を採用しました。奥行きが小さい分、ワイドを
90㎝と大きくし、更に収納容量が上がる様に引出タイプをチョイス。
女性率が高いお客様には大事なポイントです(^^)。
三面鏡裏にも収納があり、今まで収納しきれなかった細かいものも
キッチリ納まるようになりました。洗濯機前には良く使う洗剤を置ける
様に、オープン棚を設置しました。

でもなぜ、洗面前のスペースを確保したかというと・・・

化粧台の前に、埋込みの造作収納を配置したかったからです。
洗面台だけではどうしても収納量が足りない。そこで奥行30㎝の
小ぶりな収納を設置。違和感が無い様に少しだけ壁をふかしました。
洗剤などのストックは3段の棚で。タオル類はちょっと深めに設定した
引出2段へ。一番下は洗濯カゴ置き場。造作収納でスッキリ収納量を
増やすことが出来ました(^^)



そしてトイレは・・・

横から入っていたトイレを、正面から入る間取りへ変更。
これで入浴中にもトイレの使用が可能になりました。便器は既存を
使用し、手洗器とカウンターを改めて配置。来客時でも洗面空間に
入ることなく完結出来るようになりました。当時洗濯用収納として
利用していた埋め込み収納は、改めてトイレに移設。ペーパー
12本が入る容量があり、こちらも収納問題解決です。
 
 廊下から見た、洗面所とトイレ。洗面所の扉は当時作った建具を
残し、奥と手前の位置を入替え。洗濯機右側に溜ったほこり掃除
が簡単にできる様にしました。既存の建具を使用したことで意匠的
にもスッキリ。予算的にも貢献できました。
まるで別空間に生まれ変わった水周りに、お客様も大変喜んで
頂けました(^^)
 
『生活スタイルの変化でリフォーム・・・』
 
正にそんな施工事例をお届けしました。


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